Back

『碑』 〜死者への手向け〜
番外編
6401
高槻01〜06
長瀬源一郎 長瀬源三郎 長瀬源四郎 長瀬源五郎 フランク長瀬
長瀬源之助
そら ぴろ ポチ ポテト

氏名
高槻
命日
04 05 334 夜の森往く抵抗者
03 417 隆盛。
06? 518 向夏。
02? 519 共生。
01? 529 追想。
戦績
?? 084 御影すばる
?? 016 杜若きよみ・白
生き様
「えぇ、これからお前達には、殺し合いをしてもらう」
死に様
04 射殺(高槻05
05 射殺(043 里村茜
03 胃内爆弾による自爆
06? 槍による刺殺(022 鹿沼葉子
02? サブマシンガンによる射殺(068 七瀬彰
01? 鉄パイプによる撲殺(069 七瀬留美

「あきこ」
私見
哀れなピエロ達。月並みな言葉を使えば、彼らもまた犠牲者だったのだろう。

氏名
長瀬源一郎
命日
552 断罪(後編)
戦績
なし。
生き様
「お前と一緒に行動していた少女は、保護できなかった。とりあえず命に別状がない程度には手当てしてはやったが……保護は、できない。俺に出来るのは、お前だけだ」
死に様
斬鋼線による絞殺(064 長瀬祐介

「お前は、泥をすすってでも生き延びろ。たとえ、つらくても…な。身勝手かも知れないが、それが――」
私見
その願いは、罪を重ねた者には抱くことを許されぬ願いだったのかもしれない。そんな彼の願いは叶わなかった。届きすらしなかった。

氏名
長瀬源三郎
命日
641 殺人
戦績
なし。
生き様
「ま、あれですね。要するに無駄が嫌いなんですよ。だから無駄弾も嫌いなんですねぇ。そちらのお嬢さんのようにあっさり死んでくれれば、弾も節約できるしあなたも苦しまずにすむ。――何より、私が楽です。ほら、いいことずくめじゃないですか?」
死に様
射殺(061 月宮あゆ

「こここ・殺す! 貴様らも! みみ・御堂も!」
私見
力に溺れた彼に幕を降ろしたのは、意外な人物だった。

氏名
長瀬源四郎
命日
602 おじさんへ
戦績
なし。
生き様
「私に長瀬を問うというならば、それは来栖川を優先した前提でのことだ。はっきり言おう。このゲームは全てに平等なのだ。私……いやわしからそれを切り落とした人間に、いまさらそのような薄甘いものをちらつかされても全くどうとも思わん」
死に様
射殺(長瀬源三郎

「…お屋敷の、執事さん…か」
「来栖川の人間として、最期を迎えることができるとは…」
「…わたしは、果報者だな…」
私見
武人として、来栖川の人間として。

氏名
長瀬源五郎
命日
660 さよなら
戦績
ポテト
089 御堂
生き様
「だけどね…もう私も後には引けないんだよ。引く気もない。後が、ないからね」
死に様
射殺(011 大庭詠美
私見
科学の虫の最期。彼が愛した娘達は、もう微笑んではくれない。

氏名
フランク長瀬
命日
660 さよなら
戦績
なし。
生き様
さあ、行くか。
奴の未来を、奪いに。
死に様
M4カービンによる射殺(050 スフィー

(彰に会おう。彰に会って、それから、それから……。それから何を言えばいい? 俺は一体、あいつに何を言えば良いんだ? 俺はあいつに会って、どうしたらいいのだろう……?)
私見
紆余曲折を経て自らを取り戻した彼を待っていたのは、殺意と絶望、そして冷たい鉛玉だった。

氏名
長瀬源之助
命日
746 道化
戦績
なし。
生き様
「他人を死地に送る努力など、しない方がいい……ですが、全員が死ぬよりは……まし、ですよ」
死に様
入水自殺

「道化、だな……」
私見
ピエロ達の親分。無論、彼もピエロ。

氏名
そら
命日
857 死の舞踏
戦績
なし。
生き様
「分らないけど……思い出せないけど……それでも、行かなくてはいけない事は……確かなんです」
死に様
神奈に法力と人形の力で特攻(024 神尾観鈴
私見
原典の通り、国崎往人の遺志を受け継いでいたそら。本来のそら、ハカロワのそら、そして国崎往人の遺志。三者ともがそらであり、神尾観鈴を最後まで守ろうとしたその意志の強さは賞賛に値する。

氏名
ポチ
命日
845 光の四柱
戦績
なし。
生き様
「そう、あなたが決めたのなら私達もついていくわ」
死に様
神奈に引きちぎられる(024 神尾観鈴
私見
動物組の「良きおねぇ」であった彼女も、迎えた最後はあまりに凄惨なものであった。北川潤の犠牲だけでなく、彼女の犠牲もまた、禁呪発動への鍵となったのではなかろうか。

氏名
ポテト
命日
660 さよなら
戦績
なし。
生き様
「俺達が居ないと、奴ら何回死んでるか解ったもんじゃないからな。世話が焼けるぜ」
死に様
大庭詠美を庇って射殺(長瀬源五郎
私見
動物組最初の犠牲者。大庭詠美を庇って死した彼には、御堂の言葉をそのまま贈ろうと思う。
「……けっ。たかが獣が、大したこと、しやがるじゃねぇか」


Back